東の果ての公開日誌

ネットに不慣れな表現好きによる欲求放出の庭

第2回チキチキ音楽ソムリエ

第1回から1ヶ月半しか経っていませんが、第2回のアルバムオススメ大会を執り行わせていただきます。

梅雨に入りましたので、雨の日のクルマの中で聴きたい音楽特集です。

雨に合う音楽って、ありそうで少ないものです。

(1) Swing Out Sister 「Shapes And Patterns」

雨の似合うアーティストとして真っ先に思い浮かぶのが、Swing Out Sisterです。

ちょっと幻想的なアレンジとクールな声色が、自然に雨を連想させます。

やっぱりイギリスのグループで、前身のブログで書いたように、「イイと思ったらイギリス人だった」というパターンに当てはまったmy favorite

「Filth And Dreams」というアルバムの方が雨の感じが出ているのですが、とっつきやすさでこちらをオススメします。

11曲名の「Now You're Not Here」は、聴いたことがある人も多いんじゃないでしょうか?

(2) Incognito 「100° And Rising」

雨にはアシッドジャズがよく似合う、まさにそんな感じのアルバムです。

これまたイギリス人。

雨の中でもちょっとテンションを上げたければ、Incognitoはサイコーの選択だと思います。

ただしノリノリ過ぎない、シブくオトナの「盛り」が楽しめます。

(3) 遊佐未森 「銀河手帳」

このコーナー6枚目にして、初めて日本人のアルバムです。

これも前身のブログで書きましたが、僕はこの人の影響でケルト音楽が好きになりました。

ただしこのアルバムはケルト色が薄くて、「和」の色が少し強いです。

日本的な雨慕情を味わいたい時はこちらです。

前半は暗い感じもしますが、しみじみ梅雨を味わうにはイイ選択。

個人的には、4曲目の「ミナヅキ」から思い浮かぶ情景が、美しい日本の梅雨だと思っています。

イイ音楽を見つけて、梅雨を嫌うばかりでなく、少しは楽しみたいものですね。